企業理念

わたしたちのMISSION

わたしたちAI-Tech.Instituteは、2008年、世界でもまだ領域が黎明期だったころから研究を重ねてきました。

当時、米国の巨大な金融危機が世界に波及し、日本でも工業やIT業界で急速な景気後退へと発展してしまい、私は未来への不安を肌で感じていたひとりでした。人的要因が全てではない様々な領域で大変な思いをしている人たちを真の当たりにして、私ができることは何かと考えていました。

私が子供のころはまだ珍しかったプログラミンを小学生時代から独自で学んでおり、学生時代にはフリーランスでAIのシステム構築を請け負っていました。そんな私ができることは、AIの知識や技術で、悩み苦しむ人のサポートをすることだと考えました。

当時色々な相談を受けていましたが、恥ずかしながら私は人とコミュニケーションを取るのが得意ではありません。聞きたいこと、伝えたいことを自分の言葉で上手に発するのが理想的ですが、それがうまくできない人もいます。
悩んでいる人のサポートをしたいと同時に、自分の気持ちを相手にちゃんと伝えたい、そんなコミュニケーションの部分もAIでサポートできないか。
私が目標にしている「人に近いAI」というのは、人のようなAIのことだけではなく、距離的にも近くの存在であるという意味を含んでいます。

AIによって人の存在意義が問われることはこの時、いやもっと前から明らかになっていました。
私も仕事柄、たくさんの人にAIの脅威をマイナスな表現で突きつけられてきました。その度に自問自答したこともありましたが、私はAIは人類の、地球のためになると確信しています。
技術の進化は、はじめ悪いことに利用されることが多いです。世界の歴史が物語っています。
ただ進化というものは止めることができないものです。1日1日が過ぎるように、テクノロジーも1秒後には変わります。AIを使う人を限定することはできないので、自社のツールがどのような可能性を秘めているか、我々企業は日々研究しなければなりません。

わたしたちの目標は人に近いAIをひとりひとりに提供し、常にこころのサポートをすることです。
人の脅威となるAIではなく、人の力となるAIは、わたしたちなら出来ると感じています。

ひとりで悩み苦しむ人の支えになりたい、私が苦手な分野を私が得意ことで凌駕したい。そんな悔しい想いと目標を胸に日々研究を進めています。

AI-Tech.Institute株式会社
代表取締役 河合継